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フェイエノールト対インテル:国内無敗の勢いは欧州でも通用するか

フェイエノールトはエールディビジで11試合無敗の首位だが、チャンピオンズリーグでは3試合で勝ち点3。インテルも同じ勝ち点で、ミラノダービーの1-3から立て直しを図る。ロッテルダムでは両サイドの攻防と、ボールを失った直後の守備が焦点になる。

2019年に昼間撮影された、ロッテルダムのデ・カイプの外観。
フェイエノールト対インテルの会場、ロッテルダムのデ・カイプ。2019年撮影の資料写真。 © Daniel / Wikimedia Commons(2019年の資料写真、CC BY 2.0、縮小)

欧州での勝ち点は同じでも、国内リーグで歩んできた道は異なる。ジョバンニ・ファンブロンクホルスト監督のフェイエノールトは国内で無敗を守る一方、CLでは3試合で8失点。インテルはシャフタール、フィオレンティーナ、ヴェネツィアに続けて勝った後、ミランとのダービーで敗れた。両者には今回を終えてもリーグフェーズが5試合残る。デ・カイプでの結果は勝ち上がりを決めないが、以後の余裕には影響する。

試合情報

  • 大会: UEFAチャンピオンズリーグ2026/27、リーグフェーズ第4節。
  • 対戦: フェイエノールト(ホーム)対インテル。
  • 日時: 11月3日(火)21:00 CET/20:00 UTC。日本時間は4日(水)05:00 JST。
  • 会場: スタディオン・フェイエノールト(通称デ・カイプ)、オランダ・ロッテルダム。

国内首位のフェイエノールトに残る欧州での課題

エールディビジでは11試合を終えて7勝4分け、勝ち点25。CLではバルセロナに1-5で敗れ、ホームでコモを3-2で下し、ベティスに0-1で敗れた。計4得点8失点という数字には、国内で主導権を握る試合とは別の難しさが表れている。インテルの公式対戦相手分析は、フェイエノールトが主に4-3-3を使い、状況に応じて4-2-3-1も採用すると記す。中盤が組み立てに関わり、サイドから前進する傾向を指摘しているが、これは相手クラブによる分析であり、火曜の先発を示すものではない。

直近のリーグ戦2試合は、10月25日のPSV戦も31日のフォルトゥナ・シッタート戦も1-1。フォルトゥナ戦ではルチアーノ・ファレンテの得点で先行しながら追加点を奪えず、終盤にシロー・ト・ザントに追いつかれた。好機を作る力に加え、決め切る力と攻撃が途切れた際の備えが必要になる。

主将ファレンテは中盤と前線をつなぐ。右から仕掛けるアニス・ハジ・ムサはコモ戦で得点し、ギヴァイ・ゼヒールも同じ試合でゴールを挙げた。上田綺世も前線の選択肢に入る。ただし、選手の役割や過去の出場から今回の先発は決められない。欧州戦の招集メンバーと先発はまだ発表されていない。

インテルは欧州初勝利の後にダービーで失速

インテルはレアル・マドリードに1-2、クルブ・ブルッヘに3-4で敗れた後、シャフタールを1-0で下して今季CL初勝利を挙げた。セリエAでもフィオレンティーナに2-1、ヴェネツィアに2-0と連勝。しかし10月31日のミラン戦では1-3で敗れた。クラブの試合報告によると、開始10分で2失点し、アレッサンドロ・バストーニが1点を返したものの、前半終了前に再び2点差とされた。後半にボールを持つ時間は増えたが、逆転には至らなかった。

クリスティアン・キヴ監督はダービーでマルクス・テュラムを前線に置く3-4-2-1を採用し、ハカン・チャルハノールとニコロ・バレッラが中盤を担った。バストーニの得点はチャルハノールのCKをマヌエル・アカンジがつないだ形だった。フェデリコ・ディマルコが関わるサイド攻撃、テュラムの動き、セットプレーは攻め筋になり得るが、ダービーと同じ布陣を火曜も使うとは限らない。UEFAによれば、ラウタロ・マルティネスはCL本大会でクラブ最多の27得点。ただし10月15日にクラブが筋肉の負傷を発表し、31日のダービーの招集からも外れた。ロッテルダムでの出場可否は未確認だ。

サイドの背後と中盤の守備

ハジ・ムサとファレンテが連係すれば、インテルのウイングバックは前に出るか、背後を守るかの判断を迫られる。フェイエノールトが最初のプレスを越えて相手の外側のセンターバックを引き出せば、ゴール前へ人数を送れるだろう。反対に、両サイドバックを高く上げた状態で失えば、テュラムらに走る空間を与える。インテルの公式分析もオランダ側のサイドバックの背後を弱点候補に挙げている。一方、ミラン戦ではインテル自身のプレスもかみ合わず、開始直後に守備を崩された。

中央ではウサマ・タルガリンが、ファレンテやゼヒールが前に出たときの支えになれるか。インテルのチャルハノールにパスを選ぶ時間を与えるか、セットプレーを許すかも見どころだ。いずれも最近の試合と選手の役割から考えられる攻防で、監督が公表した作戦ではない。

過去の2試合制対決では、2001/02シーズンのUEFAカップ準決勝はフェイエノールト、2024/25シーズンのCL決勝トーナメント1回戦はインテルが勝ち上がった。UEFAの集計では、フェイエノールトはCLのグループステージまたはリーグフェーズでイタリア勢をホームに迎えた6試合で無敗。一方、インテルはオランダ勢とのUEFA大会で14試合連続無敗だ。対象の異なる記録はどちらも事実だが、今回の好機やボールロストを処理してくれるわけではない。

両チームの出場状況

11月2日(月)の早い時点で、両クラブはこの試合の最終招集メンバーをまだ発表していない。インテルは同日に両チームの練習と記者会見を予定している。練習参加や以前の招集は、今回の出場確定を意味しない。

フェイエノールト

  • イェレミア・シン・ジュステ: PSV戦で問題を抱えて途中退場し、フォルトゥナ戦を欠場。ファンブロンクホルスト監督は10月30日、インテル戦か次のリーグ戦で復帰できるかまだ分からないと説明した。火曜の欠場が確定したわけではない。
  • ヘイス・スマル、リース・ネルソン、シャキール・ファンペルシ: 監督は招集メンバーへの復帰が近いと話したが、フォルトゥナ戦には間に合わなかった。インテル戦の出場は確認されていない。
  • ヤクブ・モデル: クラブによると、今季まだ出場のなかった選手が10月25日のPSV戦で招集に復帰した。CLでプレーする保証にはならない。
  • その他: インテル戦に特化した全選手の出場可否一覧は未公表。

インテル

  • ラウタロ・マルティネス: クラブは10月15日に左ハムストリングの肉離れを発表した。31日のダービー招集には入らず、ロッテルダムでの出場可否もまだ発表されていない。
  • その他: 11月1日の練習報告は、この試合の欠場者と復帰者を個別に列挙していない。全員が出場可能と受け取ることはできない。

シン・ジュステの状態はホーム側の中央守備、ラウタロの状態はアウェー側の前線の組み合わせに関わる。これは未確定の出場状況を踏まえた戦術上の見方であり、回復時期の予測ではない。

日本でフェイエノールト対インテルを見るには

  • 会場: デ・カイプ(ロッテルダム)。
  • 試合開始: 11月4日(水)05:00 JST。
  • ライブ配信: WOWOWの第4節公式番組表は、WOWOWオンデマンドで04:45 JSTからこの試合をライブ配信すると案内している。04:45は配信開始予定で、キックオフは05:00。月額加入または対象のシーズンパスが案内されている。
  • テレビ: 同番組表にこの試合の生放送チャンネルは記載されていない。