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マンチェスター・ユナイテッド対ローマ:決定力と守備の均衡を問うオールド・トラフォードの一戦

ユナイテッドは欧州で2連敗し、勝ち点3で第4節を迎える。勝ち点4のローマは直近の国内リーグで5得点を挙げた一方、主力数人の復帰時期はまだ確定していない。

2013年撮影のオールド・トラフォード。赤いスタンドと照明に照らされたピッチが見える。
ユナイテッド対ローマの会場、オールド・トラフォード。2013年撮影の資料写真。 © Ank Kumar / Wikimedia Commons(2013年の資料写真、CC0)

過去の対戦成績はマンチェスター・ユナイテッドが優勢だ。しかし、11月3日の試合を左右するのは昔のスコアではない。マイケル・キャリック監督のチームが作った好機を仕留め、ボールを失った直後にもローマの速い攻撃を抑えられるか。ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督のチームは得点力を高めながら、過密日程と欠場者への対応を続けている。

試合情報

  • 大会: UEFAチャンピオンズリーグ2026/27、リーグフェーズ第4節。
  • 対戦: マンチェスター・ユナイテッド(ホーム)対ローマ(アウェー)。
  • 日時: 英国時間11月3日(火)20:00 GMT、協定世界時20:00 UTC。日本時間は11月4日(水)05:00 JST。
  • 会場: オールド・トラフォード(英国マンチェスター)。

好機を作るユナイテッド、失点につながる隙も

UEFAの大会結果によると、ユナイテッドはサバーに4-0で勝った後、アトレティコ・マドリードに0-2、コモに1-4で敗れた。3試合で勝ち点3、リーグフェーズ20位。ローマは勝ち点4で15位につける。全8試合の折り返し前とはいえ、ホームでの第4節はユナイテッドにとって立て直しの機会となる。

10月31日のプレミアリーグ、チェルシー戦は0-2で敗れた。クラブ公式の試合記事には、ブライアン・エンベウモのパスからブルーノ・フェルナンデスが迎えた好機、アマドの突破、オフサイドで取り消されたマテウス・クーニャの得点が記されている。前半に先制できず、後半はモーガン・ロジャーズに突破を許した。リサンドロ・マルティネスは2枚目の警告で退場し、その後のPKをコール・パーマーに決められた。エンベウモは終盤にクロスバーを叩いた。マルティネスの退場は国内リーグでの出来事であり、それだけでCLでの出場停止を意味しない。

フェルナンデスはチェルシー戦で先発に復帰した。相手の高いプレスを越えてボールを受け、エンベウモやアマドを走らせる形はローマの背後を突く可能性がある。ただし、攻撃を急ぐあまり中盤の後ろに広いスペースを残せば、今度はローマの前線に走られる。

ローマは複数の選手が得点に絡む

ローマのCL3試合は、フェネルバフチェと1-1、レアル・マドリードに3-4、スロヴァン・ブラチスラヴァに4-0。10月31日にはセリエAでウディネーゼを5-2で下した。ローマ公式の試合資料によれば、前半にブライアン・クリスタンテ、ロドリゴ・モラ、ドニエル・マレン、エバン・エンディカが得点し、ダニエレ・ギラルディが5点目を挙げた。ガスペリーニ監督は、リーグ開幕10試合で28得点に達したこと、ウディネーゼ戦が3週間で7試合目だったことに言及している。

マレンは最終ラインの裏へ走り、シュートまで持ち込める。マティアス・スーレは運びと最後のパスで攻撃をつなぐ。ガスペリーニの3-4-3ではウイングバックが高い位置を取り、相手を押し込める反面、ボールを奪われた直後には外側のセンターバックが広い範囲を守る必要がある。ユナイテッドが最初のプレスを外せるかどうかが、一つの見どころだ。

11月1日時点の出場見通し

11月1日(日)午後の時点で、両クラブともこの試合の最終招集メンバーを発表していない。月曜の練習と監督会見で情報が増える可能性はあるが、練習参加だけで出場が決まるわけではない。

マンチェスター・ユナイテッド

  • アマド: チェルシー戦の後半に違和感がある様子で交代したとクラブの月曜予定記事が伝える。ローマ戦についてはキャリック監督の続報待ち。
  • コビー・メイヌー: チェルシー戦で招集メンバーに戻り、途中出場した。復帰は確認できるが、ローマ戦の先発を意味しない。
  • リサンドロ・マルティネス: チェルシー戦で退場。プレミアリーグでの処分をCLにそのまま当てはめることはできない。
  • その他: ローマ戦に特化した包括的な欠場者リストは、まだ公表されていない。

ローマ

  • ミレ・スヴィラル、ロレンツォ・ペッレグリーニ、パウロ・ディバラ、マヌ・コネ: 4人ともウディネーゼ戦の公式招集メンバーに入らなかった。ガスペリーニ監督はその後、スヴィラル、ディバラ、コネのうち代表戦期間前に復帰する選手がいるかもしれないが、誰も戻れない可能性もあると説明。マンチェスターでの出場は確約していない。
  • その他: オールド・トラフォード遠征の招集リストは未発表。

スヴィラルの不在が続けばGKの選択、コネなら中盤のボール奪取、ディバラならライン間での創造性に影響する。ただし、これは出場可否が未確定の選手をめぐる戦術上の見方であり、回復時期の予測ではない。

対戦史より重要な90分

UEFAの第4節資料では、過去8回の欧州対戦でユナイテッドが5勝、ローマが2勝、1分け。ユナイテッドはホームでの4試合に全勝し、計15得点を挙げた。キャリック監督も選手時代にローマとCLで6度対戦し、2007年の7-1の試合で2得点した。一方、ローマは英国クラブへの欧州大会でのアウェー21試合で1勝のみ。今回はその歴史より、ユナイテッドの決定力とローマの高い位置からの圧力が現在形の勝負を作る。

日本での視聴方法

  • 会場: オールド・トラフォード(マンチェスター)。
  • 試合開始: 11月4日(水)05:00 JST。
  • テレビ: WOWOWの第4節番組表は、この試合をWOWOWシネマで生放送と記載している。
  • 配信: 同じ公式番組表はWOWOWオンデマンドで04:45 JSTからライブ配信と記載。04:45は配信開始予定で、キックオフは05:00 JST。