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シャフタール対スポルティング、ロンドンで迎える監督交代直後の一戦

スポルティングはルイ・ボルジェス監督との契約終了に向けた協議を始め、チアゴ・フェルナンデスが暫定的に指揮を執る。シャフタールではアリソンが直近の試合で2得点した一方、ペドリーニョが負傷。両チームとも今季の欧州CLで初黒星を喫した後の試合となる。

2018年に撮影されたスタンフォード・ブリッジの外観。チェルシーFCの看板が見える。
シャフタール対スポルティングの中立地会場、ロンドンのスタンフォード・ブリッジ。2018年撮影の資料写真。 © Photo2023 / Wikimedia Commons(資料写真)

スポルティングは、わずか2日前には想定されていなかった体制でロンドンへ向かう。クラブは11月1日の日曜日、ルイ・ボルジェス監督との契約終了に向けて協議を開始し、チアゴ・フェルナンデスが即日、暫定監督に就いたと発表した。火曜日の相手はシャフタール。ウクライナのクラブがホーム扱いとなるが、戦争のため会場はイングランドのスタンフォード・ブリッジだ。準備期間が短い中、選手たちがどう対応するかが第4節の焦点になる。

  • 大会: UEFAチャンピオンズリーグ2026/27、リーグフェーズ第4節。
  • 対戦: シャフタール・ドネツク対スポルティングCP。シャフタールのホーム扱いだが中立地開催。
  • 日時: 11月4日(水)午前2時45分、日本時間(ロンドンでは3日午後5時45分GMT、17時45分UTC)。
  • 会場: スタンフォード・ブリッジ(イングランド・ロンドン)。ドネツクでの開催ではない。

欧州での初黒星から、国内で立て直せるか

リーグフェーズ3試合を終え、スポルティングは勝ち点6で12位、シャフタールは勝ち点4で17位。ポルトガル勢はガラタサライとランスに勝った後、ホームでLASKに2対3で敗れた。シャフタールはAEKアテネに勝利し、PSVと引き分け、インテルに0対1で敗れている。順位表はまだ序盤のものだが、両チームとも決勝トーナメント進出を争う位置にいる。

シャフタールはその後、10月27日のカップ戦でディナモ・キーウに3対0、30日のリーグ戦でオボロンに2対0で勝った。アルダ・トゥラン監督のチームはオボロン戦の前半を優勢に進めながら得点できなかったが、61分から入ったアリソンが70分と85分にゴールを決めた。途中出場での活躍は攻撃の選択肢を増やす。ただし、それだけでスポルティング戦の先発が決まったわけではない。トラオレや両サイドを使って機会を作った前半と、交代後に堅い守備を破った後半の違いが参考になる。

スポルティングも30日の敵地カーザ・ピア戦に2対0で勝った。イバン・フレスネダのペナルティーエリア内への進入からペドロ・リマが先制し、最後は相手GKも攻撃参加した場面のカウンターをジェニー・カタモが決めた。ルイス・スアレスにも得点機はあったが、この日は無得点。LASKとアカデミコ・デ・ビゼウにホームで敗れた後の勝利だったものの、日曜日の監督交代発表には至った。フェルナンデス暫定監督は、プレスとカウンターへの対応を見せたチームを引き継ぐ。従来の戦い方をどこまで変えるか、判断に使える時間は少ない。

サイドの突破とスアレスへの守り

オボロン戦のシャフタールはクロスからトラオレを狙い、投入後のアリソンは右から相手をかわした。試合が開けば、その幅はスポルティングのサイドバックとセンターバックの連係を試す。暫定監督がカーザ・ピア戦で見せたようなプレスを維持するなら、フレスネダが中央へ入った後の背後をどう守るかも重要だ。これは直近の試合を踏まえた可能性であり、先発や監督の指示を確認したものではない。

反対側では、スアレスがCLの直近3試合連続で得点している。UEFAによると、サ・ピント、ナニと並ぶクラブ記録で、もう1試合続けば単独記録になる。LASK戦の2得点は2対3の敗戦を防げなかったが、シャフタールにとってマークとサイドからの供給を両立して抑える課題は明確だ。ペドリーニョの負傷はシャフタールの創造的な選択肢を減らす一方、プロスペル・オバがUEFAの承認を得て欧州大会の登録名簿に加わった。登録は当日の招集や出場を意味しない。

両クラブの過去の対戦は2008/09シーズンの2試合だけで、スポルティングがいずれも1対0で勝利した。UEFAは同クラブがウクライナ勢との8試合で無敗とも記録する。ただし18年前の結果から今回の勝敗は読めない。今回のシャフタールには、ホーム扱いでもドネツクで戦う条件がない。

出場可否と暫定監督

11月1日時点で、この試合の最終招集メンバーは発表されていない。確認できた情報は、確定した登録変更と、まだ判断できない負傷者の状態とに分ける必要がある。

  • シャフタール: クラブは10月30日、ペドリーニョが負傷し、UEFAの承認を得てリーグフェーズ登録名簿をプロスペル・オバに変更したと発表した。ペドリーニョはこの試合の登録選手には含まれない。オバの試合招集と出場時間は未確定。アリソンはオボロン戦で2得点したが、CLでの先発までは決まっていない。
  • スポルティング: ポルトガルの報道によると、ゼノ・デバスト、ロドリゴ・サラサール、ヌーノ・サントスは回復中で、10月31日に全体練習へ参加しなかった。カーザ・ピア戦で違和感を訴えて退いたネストリ・イランクンダは、他の先発選手とともに回復メニューを行った。火曜日の欠場を確定できる公表診断はなく、クラブは欧州大会の最終招集メンバーや個別の試合向け医療情報を出していない。
  • ベンチ: クラブ発表はボルジェスとの契約終了に向けた協議の開始であり、契約がすでに終了したとは記していない。フェルナンデスの暫定就任は即日発効。恒久的な新監督は、この試合について正式発表されていない。

日本での視聴方法

  • 11月4日(水)午前2時45分JST開始。 WOWOWはシャフタール対スポルティングをWOWOWオンデマンドのライブ配信とWOWOWライブの生放送に掲載している。番組開始は午前2時30分で、キックオフより15分早い。視聴には該当サービスへの加入が必要となる。

スポルティングにとっては、カーザ・ピア戦で見せた安定感が監督交代直後にも続くかを問われる。シャフタールはウクライナ国外でホーム扱いの試合を戦い、最近の攻撃の成果を欧州での勝ち点につなげられるかを試す。